斧を振れど。

昨日の沸き討伐の呼び掛け、勇んで参加しては何度も転ぶ。
5、6回は星を見ただろうか。

斧を振り回して通用する相手のうちは爽快感グンバツで自己陶酔しちゃう。
だけど、沸きの段階が進むともうダメ。

スカるわ、ダメージを食らって振りは遅くなるわで、回復がおぼつかない。
背後から魔法を打たれるからと、逃げずに踏ん張っているうちにパラライズ+攻撃魔法の連続で、はいご臨終。

このままみじめにソーサリアで生き続けていくのも辛いので、また個人反省会をするのだ。

  • 面倒くさがってポーションを飲まないのが悪い
  • APBを用意しないのが悪い
  • 魔法抵抗(レジ)なしのが悪い

いろいろ思いつくけれど、とりあえず解剖学(アナ)はどこかにしまって、預けていたレジを取り戻したのだ。

アナを失うことで「火力が下がる=回復量も減る」なので、非力な槍芸人には辛いが元に戻せる気安さもあるので、しばらくこれでやってみよう。

ところで、別のことに気が付いた。
自分の防具の構成は、自分のリアル人生と一緒で無駄が多いんじゃなかろうか、ということだ。

某ショップで各10万GP位で買った「ヒャッハー、伝説だぜ?」な防具達。
だが、よく見るとどれもスタミナ補正のプロパティがついていない。

ヒットポイント補正も申し訳程度で、その代わりマナやマナ回復とか瞑想可とかが多め。抵抗こそALL70を超えているが、それを悠々超えてむしろ各々100位ある。炎なんて白豚税25を引いてもまだ85もあるのだ。

– ひょっとしてメイジ向きの防具を買っちまったか?

買った時の自分の感性がAoS時代基準なもんだから、1パーツあたり抵抗が各20台、更にてんこもりプロパティを10万GPで売ってます、とか見ると、あまりのお求めやすさに目も眩んで「買う」を押しちゃうわけです。

木を見て森を見ずに、防具を揃えていった男の末路がコレだ。

次は自家製で防具を作って揃えて、ナウでヤングでテンプレな白豚槍騎士を目指そう、と決めました。

というわけで、次回から新章突入です。

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