選挙工作

某シャードに移住したギルメンから、
– うちのシャードで投票してくれ、あいつを男にしてやってくれ
と殊勝なことを頼まれる。

今は街の首長選挙の季節。

とある街の首長選挙では候補者が乱立し、なりふり構わない選挙戦が繰り広げられているらしい。

つまりあちらのシャードのキャラで投票してくれないか、という買収話だ。
その選挙区は、現職候補に2人の新人候補がぶつかる、という構図。
こっちの過疎シャードでは、選挙戦どころか、そもそも首長の成り手がいない。

いつぞか王様から直々に「お前は強そうだから、首都ブリティンの首長に立ってくれ」とお門違いな頼みをされたこともあるくらい首長の成り手がいない。

意欲ある後援者が、他のシャードから有権者を招いて投票させるなんて、どこの宗教、どこの党だよと思わぬでもないが、我が国らしい民主主義の縮図みたいで、その熱気に溢れるあちらのシャードは実にうらやましい。

向こうのシャードに行き、候補者の方から、ほどほどのインゴットを預かって街の財政に納めたら、これで晴れて私も街の有権者。

選挙権を得るのに半年も必要ない。
つまり買収されて投票してきたわけだが、どうせ町の鍛冶屋のNPCも賄賂発注まみれなんだ。

金権政治で何が悪い。
この後の選挙戦の趨勢、楽しみに見守るとしよう。

強いやつが勝つわけではない。勝ったやつが強いのだ。

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