賄賂に手を染める

– 贈賄、収賄は罪にならない。

もちろんリアル社会の話ではない、ソーサリア社会の話だ。
UOは贈収賄の適用外なのだ。

10何年前から集めていた鍛冶バルク。
特にNQ鉄とか、何にも考えずに溜め込んでいたもんだから、セキュアを圧迫し始めた。

何か良い知恵はないもんだろうか、と思っていたら、今どきのソーサリアは賄賂を支払うことで、クズ紙が意外な収入源になることを知った。
そのための「賄賂」だ。

バルクオーダーブックのNQ鉄をすべて取り出す。
だいたい60枚くらいあった。

こいつをNPC鍛冶屋に、しれっと渡す。
現金と一緒にだ。

これを繰り返すとNQ鉄が、HQ鉄か、色付きNQに成り上っていく。
HQ鉄が20個口になったら、そいつは将棋で言う「成金」なので、大口バルクの結合用にする。

色付きNQになったら、ポイントが450以上になるまで、賄賂を繰り返していく。
インゴットが余るシャドウHQシリーズか、同じくゴールドNQ20になれば儲けもの。

なぜならば小口バルクでもポイントが450以上になれば、人気の耐久用の粉か、色付きルニック(ダル以上)が貰えるからだ。
昔は青ルニックを求めて一日3枚のバルク籤を引いていたが、当世、むしろそれは流行りではない。
時代は耐久の粉とか、ネオン武器とか、錬成で付けられない要素を生み出すのに効率がいい低級ルニックなのだ。


完成させると、だいたいこいつら1個が、数万Gpから10万Gpで売れる(小職の住むシャードの場合)

賄賂様様だ。

そういうのを知ってか知らずか、NPC鍛冶屋どもは高額の賄賂をせびってくる。
特にミノックの鍛冶屋は最低だ。

強欲な奴らも一応は恥の意識はあるようで、数枚の賄賂で「これ以上は目立つのでちょっと」と殊勝なことを宣って断ってくる。

こちらは街から街へ、トランメルからフェルッカの鍛冶屋を渡って現ナマを配り歩くうち、NQ鉄60枚のうち半分強がHQ鉄に、残りが450ポイント超えの色付きバルクに変化した。

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